【報告】 伊関友伸先生の講演会

 自治体病院の歴史 ~住民医療のあゆみとこれから~

伊関友伸先生の講演会

 12月24日、城西大学経営学部教授の伊関友伸先生をお招きして講演会を開催しました。

 伊関先生が当院の経営状況や病院の運営について、邑智病院に取材に来たいとご連絡をいただいたことがきっかけです。「せっかく来ていただけるならお話が聞きたい!!」と先生にご無理を言って引き受けていただいた次第です。

 当日は、先生のご活躍されている経営学に関心がある事務職員はもちろん、医師や看護師、コメディカルスタッフもたくさん会場に集まりました。院外からも、住民の方や町の議員さん、医療関係者のみなさんが会場に来られ先生の知名度の高さには驚かされました。

 講演では、明治時代までさかのぼり医療政策の歴史を紐解きながらやさしくお話していただきました。医療は、先人たちが脈々と受け継ぎ築き上げてきたものの上にあること、そして現在の医療政策の方向性が決まったターニングポイントになったできごと、さらには自治体病院の存在意義、これから私たちが何をしなければならないかをお話していただきました。

 過去から教訓を学び、わが地域の未来を見据え、この地域の医療を守っていくこと! この地域で医療に携わっていくものとしてスタッフ一同とても貴重な時間をいただきました!

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